炙甘草(しゃかんぞう)リコリス
名前の通り、とっても甘い不思議な生薬。古今東西、人々を元気つけ病から守ってきた、歴史のある薬膳生薬です。
商品説明
甘みが強いため「甘草」という名前がついています。甘さはなんと砂糖の50~200倍。おもに中国の北やモンゴル、シベリアなどで育ち、近年になって日本でも栽培に成功したそうです。日本でいうカンゾウ(萱草)やヤブカンゾウはユリ科なので別の植物になります。甘草は東西問わず古くから薬として用いられ、古い文献にも残っています。漢方薬には多くの処方に甘草が使われています。醤油など、食品にも甘味料として使われます。
ポイント
すっきりした甘みが、口の中で後を引くような感じがして美味しいです。炒った「炙甘草」は甘草よりも少し香ばしくなります。お茶にブレンドすると、砂糖をいれなくてもおいしいので、ダイエット中にもよいでしょう。
名前の通り甘みの強い甘草は、ただの甘い植物ではなく世界中で薬として活躍する歴史ある生薬です。のどが痛い時、元気をつけたいとき、美容にも・・・用途に合った甘草を使ってみてください。
使用方法・食べ方
お茶のブレンドとして様々な生薬と合わせやすいです。料理やデザートには、パウダー状の甘草が使いやすいかもしれません。甘草をミルで引くとなかなかパウダー状にならないので、甘草末が使いやすいです。あらかじめ煎じ薬をつくり、シロップの材料として使ってもよいですね。甘さが砂糖の100倍くらいといわれているので、使いすぎないよう気をつけましょう。
保存方法
直射日光や高温多湿を避け、虫が湧きやすいので開封後は密閉容器に移しお早めにお召し上がりください。
栄養成分
サポニン(グリチルリチンなど)、リクイリチン、イソフラボン(リコリコン)など
注意事項
●炙甘草は取りすぎるとむくみやおなかの張り、血圧が上がることがあります。1日5g程度までが目安ですが、個人によっては少量でも合わないことがあるので注意しましょう。 ●主治医に漢方などの服用を制限されている方はご遠慮ください。また、食物アレルギーがある方、乳幼児、入院中の方、その他ご不安がある場合はあらかじめご相談ください。
賞味期限 |
パッケージに記載 |
原材料 |
マメ科ウラルカンゾウの根および根茎 |
原産国 |
中国 |